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下巻を手にした時点で、もう冷静ではありませんでした。朝4時に音声版の配信予定を確認してた自分がいます😂。ニート特有の「推し活タイムマネジメント能力」を舐めないでほしい。
蛍火艶夜の下巻は、上巻で張られた伏線を一気に回収しながら、二人の関係性を決定的な地点へと運ぶ傑作です。amaseの筆さばきが冴え渡っていて、毎ページごとに攻めと受けの心理的距離感が目に見えて変わっていく。特に中盤のあの展開は「待ってた。こういう話が読みたかった」という期待と「こんなにしんどくしないでください」という悲鳴が同時に出てくる構成になってるんですね。479ページの重みが本当に伝わってきます。
作画の繊細さも推しの一因。受けがほんの数ミリ攻めを見つめる瞬間、その目の輝きで二人の力関係が逆転する様子が分かるんですよ。コマ割りも秀逸で、会話のないコマの緊張感だけで読者をノックアウトする。攻めの後ろ姿一つで「あ、この人完全に追い詰められてるな」が伝わる技術。…12回読み返してる自分で申し訳ないですが、これ以上に何て言えばいいんでしょう。ニートの語彙力では足りません🙏
同じamaseの他作品と比較すると、蛍火艶夜はここまでの最高傑作だと思う。関係性の構築から決別、再構築に至るまでの過程が、これまでになく丁寧で、感情的な説得力に満ちてるんです。キャラの心情の変化に一切のぶれがなくて、読んでて「ああ、この人たちはこうするしかなかった」と納得させられる。上巻の時点で既に完成度が高かったのに、下巻でそれが本当の形になるという感じですかね。
サンプルに含まれるのは序盤だけですが、あれだけだと「二人の関係、どうなるの?」というハラハラ感で終わってしまう。下巻全編通して読んで初めて見えるのが「攻めが受けに対してどれだけ執着していたのか」「その執着が愛情と絶望と責任感でどう絡み合ってるのか」という部分なんです。特に、攻めが受けに「俺のせいで…」みたいなセリフを吐く場面。あのコマの目の光り方、視線の先…全てが物語る。…もう一回言いますけど、冷静に分析してるつもりが、いつの間にか推しのセリフを全部頭に入ってました😂。何やってるんですか、本当に。
同ジャンルの他BL作品と比較すると、蛍火艶夜は「エロと感情描写のバランス」が本当に完璧。ただ脱がせるだけの作品が多い中で、ここまで二人の心情の揺さぶりをベッドシーンに融合させてる作品は珍しいですね。攻めと受けが身体を重ねる瞬間、二人がずっと避けてきた「本当の気持ち」が形になる。その構造が素晴らしいんですよ。エロシーンなのに、エロシーンじゃない感じ。伝わりますかね?
価格についても、このボリュームと内容なら迷ってる暇はないです。ニート的には「貴重な資金をどこに注ぎ込むか」は人生最大級の判断なんですが、蛍火艶夜には120%の価値がある。躊躇する理由が見当たりません。
「大人っぽい関係性が好き」「攻めの弱さと執着に弱い」「受けが主導権を握る話が好き」という人には、これもう即買い確定です。心理戦ラブストーリー好きには特におすすめ。ただし、「甘ったるいハッピーエンドがいい」「シリアスは最小限にしてほしい」という人には向かないかもしれません。下巻はどうしても重いテーマと向き合う構成になってるので。でもそこが素晴らしいんですけど😁。
アマゾンもFANZAも在庫があるうちに買ってください。この作家さんの次の連載予定が出たら、ハロワより先にTwitter検索する人生になる覚悟で。
【買い】
作家: amase
ジャンル:
単行本






