伊織くんシリーズの相変わらずのらぶらぶ展開。ラブホテル初体験という「いつもと違う舞台装置」の使い方が上手くて、単調になりがちな関係性に新しい色を足せている作品ですね😁
竹彦さんが伊織くんを心配してセックスを我慢してたという前提が、すごく「この二人は本当に恋人同士なんだな」って感じさせるんですよ。攻めが受けを思いやるのはよくある展開ですけど、その逆で受けが「心配かけたくない」って理由で誘ってくるくだり。そこに伊織くんの「相手のためになりたい」という小さな健気さが詰まってる。エロシーンに入る前のこのやり取りだけで、ぐっと引き込まれました。実際、この関係性の信頼感があるから、その後の描写も安心して読めるというか。ニートにもわかる、鮮度の良さです(自分でハードル下げるな)。
断面図があるというのもこの作品の売り。女装・男の娘系で体格差があると、こういう「見せ方」の工夫が関係性の逆転感を引き立たせるんですね。技術的に堅実な作家さんだなと改めて感じます。ただ、37ページという短さもあってか、二人のラブラブシーンはもう一声ほしかった。セックス前後の心理描写が丁寧な分、本編のテンポが詰まり気味に感じちゃって。
伊織くんシリーズとしては安定の出来。関係が出来上がった二人の「次のステップ」を丁寧に追う作風は変わらず好印象ですが、シリーズ重ねるにつれて新鮮味は薄れてきてるかな。もう何冊も読んでるから、むしろ久々に新刊って感じで値段のわりには「あ、もう終わった」ってなる。
ラブラブ純愛が好きで、女装キャラが好きな人には確実に刺さる一冊。体格差のバランスも心地よくて、キャラに好感度がある人ならば間違いなく満足できる出来だと思います。ただシリーズ初心者には4冊目くらいまで読んでから手に取ることをお勧めします😂
メーカー: ishita
ジャンル:
BL(ボーイズラブ) 女装・男の娘 中出し アナル ラブラブ・あまあま 恋人同士 純愛 おもらし






