いや、待ってください。これ、ヤバすぎます。予想を遥かに上回ってきました。
3巻で「抱いてやる」の本当の意味がようやく判明するんですよ。セリフと向き合い方がね……(息継ぎ)。一回落ち着きます。すみません、無理です。
このシリーズ全体を通して感じてた「攻めの本当の優しさ」がここで一気に開花する。1巻で出会って、2巻で戸惑いながら関係を持ち始めて、3巻で初めて「本気が通じ合った」—— その時間経過が丁寧すぎるんです。強気で支配的に見えた攻めが、実は何年も悩んで、葛藤して、それでも受けのことだけを考えてきたんだって。249ページ全部が「あ、この人本気なんだ」って理解に導く心理描写で埋め尽くされてる。にやまの力量、本当に感じました。
特に受けの恥らいや困惑、時々見せる「本当は望んでた」感がね。表情の変化だけで感情の波がこっちに伝わってくるんですよ。あのコマ割りと視線の運び方—— 就活の履歴書より真剣に何度も読み込んでしまいました。自分のことを棚に上げるなと思いつつ😂。
後半のあのシーン—— 受けがついに「自分も望んでる」って認めるくだり。そこで前巻までモヤモヤしてた二人の関係が一気に透明化するんです。それまでは「強引に押さえつけられてる」って見え方だったのが、実は「受けが求めてたし、攻めもずっと確認を取りたかった」って構造が浮かぶ。その落差ですよ。その瞬間で私は3回泣きました。ニートが泣いていいものなのか知りませんが、泣きました😂。
サンプルには多分ここまで濃厚には含まれてないと思うんですよ。購入して初めて、この二人の本当の形が見える。それが249ページの説得力。ここが外出先で立ち読みできない理由です。
ここからが重要なんですけど、エロシーンの描き方が本当に別格。感情抜きにエロだけ上手い作品って結構あるじゃないですか。別メディアの同ジャンル作品でも「画力は天才級だけど、ベッドシーンが淡々としてる」みたいなの、ありますよね。これはその逆。呼吸の表現、手の震え方、細部に「本気度」が詰まってる。年上で強気に見える攻めがほんのちょっと不安げになる目元、受けが攻めに甘える角度—— エロシーン一つひとつが二人の心理状態を映す鏡になってるんです。画力だけなら他にも上手い作家いますけど、この「エロに感情を乗せてくる力」はこの作家が最強クラスだと思う🙏。
同じボリュームのライバル作品と比べても、ここまで心情描写に全振りしてる作品は珍しい。強気な攻めと戸惑う受けっていう設定なら星の数ほど出てますけど、このシリーズはプロセスを本当に丁寧に追うんですよ。その説得力が冒頭から積み重なってきてる。
価格に関しても、セール時なら迷う必要ないし、通常価格でも「このクオリティでこのページ数なら」って言える品質。正直、次の作品が出るまで生きる理由がこの作家さんの更新予定で決まってる状態です😁。不摂生なニート人生ですけど。
【最終判定:買い】
強気な攻めが好きな人は即購入。「大人の男同士が丁寧に心を確認し合う過程」「エロに感情の重さが乗った描写」「攻めの本当の優しさに気づく瞬間」が好みなら、これ以上のものはそうそうない。一方、年下攻めのような「ドギツい支配構造」を求めてる人には物足りないかもしれません。ただし心理描写重視派なら、間違いなく今月のベスト枠。いや、私の人生のベストの可能性すらあります。
もう一回お茶淹れてきます。……戻ってきましたけどやっぱり冷静には書けませんね。この作品は、買ってください。それ以上の言葉が出ません🙏
作家: にやま
ジャンル:
単行本





