いやこれ、ヤクザ設定のくせになんで最高に可愛いんですか?という疑問が消えません。マジで12回読んでるのに、読むたびに違う箇所で沼ってるんですよ😂 完全に思考停止状態です。
冒頭の時点で「あ、年下攻め×強気受けの定番パターンだ」って見抜いた私を褒めてください。金髪褐色の若い部下が黒髪幹部に迫る図式、ヤクザという舞台設定も「ああ、そういう流れになるんだろうな」と予想できました。いい気になってました。そしたらこの作品、その予想をぶん殴ってくるんです。愛しながらぶん殴るんです。
タイトルの時点で「年上幹部が部下に抱かれたい」という時点で通常運転ではないのは明白なんですけど、その欲望と向き合い方がね。素朴で、真っ直ぐで、なのに徹頭徹尾おかしい。ギャグとして完全に機能しながらも、二人の関係性の説得力が一ミリも損なわれないんです。37ページというボリュームで、攻めと受けの力関係が逆転していく過程、強気を装ってた幹部が自分の欲望に向き合うプロセスが見事に描ききられてる。密度濃すぎません?
攻めの年下部下のキャラクター設定が最高です。金髪褐色、見た目はチャラいスペックなのに、幹部へのひたむきな好意と自分との力関係の差への劣等感、それでも「こいつを喜ばせたい」という純粋で真摯な気持ちのバランスが完璧。一方の幹部は、ずっと見下ろしてきた年下相手に対して、自分の本心が隠せなくなっていく様が目の表情で描き分けられてます。強気を保ってた受けが無防備になっていく過程の描き方、天才すぎません?(冷静に言ってるつもり)目元のわずかな変化、指先の震え、視線の逸らし方。そのコマ割りと演出で心理状態が一発で伝わってくる。ニートで給料なんてないですけど、このシーンだけで課金の価値があると本気で思いました😁
他のヤクザ×年下攻め作品と比べると、ここが違うんですよ。最近のこのジャンルって「上下関係の絶対性」を強調する作品ばっかじゃないですか。でもこれは違う。幹部という表面上の立場はあっても、恋愛の主導権は段階的に逆転していく。その過程で二人は互いに翻弄されて、最終的には「支配」じゃなく「相互依存」の形に落ち着く。ギャグトーンで進みながら、感情の機微はちゃんと詰まってる。そのバランスが本当に難しいんですけど、見事に両立させてます。
【沼ポイント】中盤以降、受けが「抱かれたい」という自分の本心を認めるまでの心理描写が、もう神です。サンプルなんて絶対に分からないんですけど、強気だったキャラが段々と虚勢を張ってたことに気づく。誰かに甘えたい、頼りたい、そういう脆さが露出していく。その瞬間、年下部下がそれを受け止める時の表情。あそこで物語が「ギャグ」から「純愛」にシフトするんですけど、その切り替えの上手さったら。(……一回お茶入れてきました)いや、あのやり取りだけで構わず読み返す価値があります。ニート生活でわかるんですよ、誰かに甘えたい気持ちは。あの受けの脆さ、痛いくらいにわかる😂
短編にしては関係性の説得力が化け物です。同ジャンルの長編作品と比べても負けてない。むしろ短いからこそ無駄がなく、その分濃度が濃い。テンポもいいし、コマ割りも洗練されてるし、余白の使い方も上手い。画力だけなら他にも上手い人いるでしょうけど、この「雰囲気の作り方」は作品によります。
【推奨対象と購入判定】年下攻め好き、強気受け萌え、年上×年下の逆転構造に弱い人は確実にハマります。ギャグコメディ好きにも、純愛求める人にも刺さる設計。つまりターゲットが広い。でも特に「攻めと受けの力関係が複雑に絡み合う関係性」「感情の揺らぎを表情で表現できる作家」に弱い人には「沼です。やめときなさい」レベル。このボリュームでこの密度、この完成度なら、むしろ価格設定は安い。読み終わった後「続きが読みたい」という欲求が必ず生まれるのは、二人の世界観に完全に引きずり込まれてるってことですから。同じ作家さんの新作が出るたびにFANZA開く人生になっても、文句言いません。むしろ御礼申し上げます🙏
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メーカー: アクリルナントカ
ジャンル:
ギャグ・コメディ BL(ボーイズラブ) 純愛 褐色・日焼け 金髪 強気受け 女性向け 成人向け





