ボクだけに懐いてくれるオス牛さん(単話)

アナル
ボクだけに懐いてくれるオス牛さん(単話)
総合 ★2.8 / 5.0|設定の振り切り具合 |キャラクター心理の掘り下げ度

題材の大胆さはあるんだけど、なんか肝心なところで躊躇してる感じが否めなかったですね。

あらすじの時点で「あ、これ攻めが人間で受けが牛なんだ」ってわかってるんですけど、いざ読むと「この作品は何がしたいのか」がぼやけてる印象を受けました。動物キャラを擬人化して感情を持たせるなら、もっと心理描写に時間をかけるべきだったし、逆にシンプルにファンタジー寄りの「獣人」として割り切るなら、その旨をもっと明確に打ち出せばよかった。今の状態だと、どちらにも振り切ってなくて、中途半端に見えます。

ねすおさんの他作品「獣人お兄さんただいま発情中!?」なんか見ると、擬人化キャラの感情表現がちゃんと作り込まれてるんですよ。それと比べると、この作品は「かわいい動物が懐く」という設定を使い、エロシーンまでの距離を縮める装置として機能してるだけに見える。つまり、キャラクターの内面より「状況」を優先してる感じですかね。

正直、34ページっていう短さもあるんでしょう。ただ、短編だからこそ何かに特化すべきだった。作画自体は好印象で、牛の表情変化を丁寧に描いてるところとか見どころはあるんです。でも細部の丁寧さが、全体の構成の甘さでリセットされてる感じがしました。これで一度読んでおしまいになっちゃったのが、その証拠ですね😁

期待値が高かったからこそ余計に惜しい。もう一声、もう一段階の深掘りがあれば化けた作品だと思うんですよ。素材は悪くないのに。

作家: ねすお

ジャンル:
中出し アナル 単話

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