総合 ★3.8 / 5.0|羞恥プレイ説得力度 ◎|カップリング使い分け度 ○
3年分の原稿をギュッと詰め込んだ総集編。フルカラーと白黒のバランスが良く、393ページあっても息切れしない構成になってます。
「イケメン彼氏シリーズ」という軸でありながら、各話で関係性や状況設定をちゃんと変えてくるのが好印象。同じ「羞恥」モチーフでも、冒頭の強気受けと終盤の健気受けでは心理状態の描き方が違うんですよ。そこがコメディーで済まず、ちゃんと「このカップルだからこその照れ方」が感じられる。エロシーンも、たんなる脱がせで終わらせず、相手への意識がどう揺らぐかを表情で拾ってるから、ただのポルノにならない。フルカラー部分は特に、色使いで雰囲気を作ってるのが上手い。ただ、話数が多い分、どうしても浅く見える部分もあるかな。1話完結型だから、関係性の奥行きまで追求してる作品と比べると、「次の話へ」の流れが速い。
星谷京作品で言えば、連載時より総集編の方がテンポ良く感じるのは珍しいです(逆パターンが多い)。複数カップリングの組み合わせが秀逸というか、読む順番で満足度変わるタイプかな。
深夜のニート生活にはちょうど良い、引き込まれすぎず程よく楽しめる一冊。「今日も何か読みたいけど重い話は避けたい」みたいな時間帯向けですね。毎話違うキャラだから、推し話だけ何度も読み返しても罪悪感がない😁
作家: 星谷京
ジャンル:
単行本













