BlackCherryアンソロジー カントボーイ 雌膣宿りし男たちVol.2

アンソロジー
BlackCherryアンソロジー カントボーイ 雌膣宿りし男たちVol.2
総合 ★2.8 / 5.0|エロに感情を乗せきれてる度 |アンソロジーの相性度

アンソロジーの宿命ですね。複数作家だと当たり外れが激しい。今回も後半の落差が痛い。

前作がそこそこ好評だったからこそ期待値が上がっていたのかもしれませんが、これは素直に「惜しい」の一言です。冒頭のミツコアの「バウンティハンター×魔女」は設定も面白いし、性転換という非日常を活かしたエロシーンの可能性も感じたんですよ。ハンターが自分の身体の変化に戸惑う心理描写とか、そこを丁寧に描けば相当いいものになるはずなのに、結局のところ「女性器になったから掘られまくる」っていう記号的なエロになってしまってる。感情より先に生理反応が起こってるような、テンプレートを埋めるだけのセックスシーンに見えちゃった。

ヨルノスミとさいおがうまの話はもっと顕著で、コマ割りが単調だし、キャラの表情が硬い。エロシーンでこそ目の動き、唇の形、指先の繊細さが必要なのに、そういう細部がないままページが進んでいく。真白しろいろの最終話は救いがあって、ちょっと気を取り直しましたけど、全体で見ると「あ、これアンソロジー疲れなんだな」って感じがしてしまう。

前作と比較すると、明らかに作品選定の質が落ちてます。Vol.1は短編ながらも各話に起承転結があったし、エロシーンに至るまでの心理的説得力があった。今回はそれが薄い。何度も言いますが、悪い作品ではないんです。ただ、敵が「素材を活かしきってない」っていう無念さなんですよね。

ニートが課金して後悔する確率が高い一冊です。もう一度言いますが、素材は悪くない。だからこそ「もっとできたはずでは」って思考ループから抜け出せない😁。エロアンソロジーとしてはマストバイじゃなく、様子見推奨。

作家: ミツコア, ヨルノスミ, さいおがうま, 真白しろいろ

ジャンル:
クンニ 単行本 中出し 潮吹き アンソロジー

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